「還暦を迎えるが、実感はあまり沸いていない。ただ、自分の経験を若い人のために生かしたいという気持ちは年々強くなっている」と話す。 同和鉱業に入社してしばらくエンジニア畑を歩んだ後、静岡で車載向け銅条などを製造する同社の強化策を経営層に打診。同社の主要設備を一斉更新する大型プロジェクトの責任者となった。「丸3日間一睡もせずに働いたこともあった...