先週から新年の商売が始まったが、関西の異形棒鋼市況が一気に7万円台に乗った。背景にあるのは鉄スクラップ高に伴うメーカーの強気姿勢。12月だけで鉄スクラップ市況は1万円弱上伸。メーカーは採算を改善するため、販売価格を大幅に上げている。需要は足元は大きく落ち込んでいないが、コロナの悪影響がこれから出てきそう。上げ要因が原料市況しかないだけに「原...