電炉用黒鉛電極メーカーなどが加入する炭素協会はこのほど、2017年(1~12月)の黒鉛電極の需要見通しをまとめた。黒鉛電極の需要量(出荷量)は16年まで3年連続の前年割れとなっているが、17年は3年ぶりに増加に転じると予測した。ただ、同協会は「世界的な供給過剰が続いており、本格回復には時間がかかる」(事務局)とみている。 同協会によると、1...