丸和製作所の歩みに触れ、有限な人手や設備を最大活用する手立てを探る過程において、攻めの姿勢で苦境を好機に変える重要性を再認識した。デザインへの着眼がプロダクト事業の起点となり、異業種や他素材を絡めた新たな商流の構築が市場開拓の可能性を引き出すといっても過言ではない。 若手から中堅、熟練までの世代が一体となり、個々がもつアイデアの具現化を許容...