1991年に三井物産へ入社し、駆け出しの頃は製鋼原料の合金鉄を担当した。日本の合金鉄メーカーへ原料を、そしてその製品を製鉄メーカーへ納める仕事で、私は日本の合金鉄産業、製鉄業に育てて頂いたと思っている。 この90年代は円高やバブル崩壊、電力コストや労務費の上昇で安価な合金鉄の輸入品が増えていた。日本の合金鉄メーカーでは原料立地の南アフリカ共...