社長を継いだのは36歳の年。2代目の父・榮祐氏が還暦を迎えた節目でもあった。取引先や同業者の倒産が相次ぐ、厳しい状況下での船出だった。渦中で苦労した社員たちは今も自見産業を支える。「厳しさを知っているからこそ、頼もしい」と信頼を寄せる。 社会人としてのスタートはTOTOで、経営企画に携わった。26歳で家業へ。現場に飛び込み、鉄鋼業の空気を肌...