鉛地金の再生原料となる廃鉛バッテリー(自動車用)の市中相場はキロ当たり100~105円どころで、夏から10円ほど水準を上げている。相対取引の目安となる電気鉛建値の上伸と集荷競争が影響した。 電気鉛建値は底堅く推移する国際相場と為替の円安基調を受けて10月は堅調に推移し、下旬には月初比6%高となるトン37万5千円を付けた。37万円台は3月以来...