豪州のレアアース大手ライナス・レアアースは29日、マレーシアで新たに重希土類の分離施設を設立すると発表した。中国域外で調達できる重希土類酸化物のニーズが高まっており、生産能力を増強して対応する。新施設における原料分離能力は年間最大5千トンとなる予定で、投資額は1億8千万豪ドル(約180億円)を見込む。 新施設で使用する原料は西オーストラリア...