東南アジアの鉄鋼業に中国企業が続々と進出し影響力を高める中、これまで投資を歓迎してきた現地政府の姿勢にも変化が出てきた。中国の「一帯一路」に合わせ高炉一貫製鉄所を誘致してきたマレーシアでは深刻な能力過剰と地場企業の疲弊が露わになり、政府が規制へと舵を切る。