――今年度の販売状況は。 「上期は粉末冶金向けが低調だった。国内は主力の日系自動車メーカーの回復が鈍く、アジア市場でも中国EVメーカーのシェア拡大により苦戦している。カイロ向けは気温が低くなる下期が需要期。今年が暖冬になるのか、猛暑の反動で寒くなるのか、気温とともに市場を注視していく」 「厳しい環境が続くが、粉末冶金向けは高強度部品用、カイロ...