今年度下期の特殊鋼棒線内需/上期並み低調見通し/〝けん引役〟不在、不透明感強い/米関税影響も予断許さず
2025年度下期の特殊鋼棒線の国内需要量について、けん引役が不在で、上期並みにとどまると見通す市場関係者が多い。米国の自動車関税政策による日本の部品サプライチェーンへの影響が懸念材料だが、9月まで「目立つほどの影響は出なかった」(業界筋)。一方、国内自動車需要はまだら模様を脱せず、中国の日系車シェア低下、アセアンの経済低迷など間接輸出を含む自...
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