価格指標である電気銅建値の上伸を受けて銅スクラップの発生が増加しつつあるもようだ。電気銅建値が一段高となった9月下旬以降、一部扱い筋からは荷動きが改善したなどの声が出てきた。一方、経済活動が低調であることから発生増の実感がないとの声も引き続き聞かれ、濃淡はあるとみられる。 銅スクラップは、電気銅建値に連れて相場が上伸すると市中の滞留在庫が動...