日本製鉄は、店売り向けニッケル系ステンレス厚中板の10月契約販価をトン5千円値上げする。独自のアロイリンク方式に基づくアロイ価格が5千円上げとなる。10~12月期は厚板工場ではほぼ8割強の稼働を見込む。 国内市場では、造船関連需要は旺盛が続く一方、資機材高騰や人手不足によるプロジェクトの延期や設計の見直しなどの影響から、依然として市場の荷動...