マレー半島の東海岸、トレンガヌ州で10年ほど前に小型高炉1基を稼働させたイースタン・スチールが変貌を遂げている。当初はマレーシアの鋼管メーカー、ヒアップ・テック・ベンチャー(HTVB)が主導し、中国国営鉄鋼大手の首都鋼鉄集団が少額出資する合弁会社としてスタートしたが、2018年に中国民営大手の北京建龍重工集団傘下となるや投資を急速に拡大。一昨...