JX金属は8日、光通信に用いられる結晶材料のインジウムリン(InP)基板の生産能力を増強すると発表した。7月にもInP基板の設備増強を発表していたが、急激な需要拡大に対応するため、磯原工場(茨城県)で追加の設備増強を行う。投資額は約33億円。生産能力は7月公表の設備投資と合わせ、2025年比約5割増となる。新設備は27年度に稼働する。 同社...