【クアラルンプール=黒澤広之】ASEANの粗鋼生産能力は今後10年で倍増し持続不可能になる―。東南アジア鉄鋼協会(SEAISI)のヨウ・ウィ・ジン事務局長は29日、マレーシアの鉄鋼国際会議で講演し、アセアン鉄鋼業の稼働率が低い中で中国からの鋼材輸出や新規の能力拡大計画が増えていることを挙げ「過剰能力に対し各国政府の政策が重要になる」との見解...