欧州委員会は先週26日、日本とエジプト、ベトナムの3カ国から輸入される熱延コイルに対し実施していたアンチダンピング(反不当廉売=AD)調査の結果、被害ありとする「クロ」を最終決定したと公示した。日本側は調査対応したものの覆らなかった形で、日本鉄鋼連盟の今井正会長(日本製鉄社長)は29日、「不当かつ極めて遺憾」とするコメントを出した。 同AD...