JFEスチールは25日、製鉄副産物の製鋼スラグに、製鉄所から出た二酸化炭素(CO2)を固定化する国内初の実証試験に着手したと発表した。東日本製鉄所千葉地区(千葉市)に新設した試験設備を活用し、製鋼スラグ中に短時間で多量にCO2を取り込む新技術確立を目指す。 千葉地区に23年度から建設していた試験設備が完成し、8月から稼働を開始した。実証期間...