一般形鋼大手の大阪製鉄(社長・谷潤一氏)は19日、山形・溝形鋼など一般形鋼の10月契約価格を前月比トン3千円値上げすると発表した。鉄スクラップ価格が高止まりする中、諸コスト上昇に加え、さらに減産コストの拡大もあり、販価を引き上げる。 需要環境に大きな変化はなく、営業日数の少ない時期もあって荷動きは低水準で推移。流通は仕入れに慎重なスタンスを...