重仮設大手のエムオーテックは、高強度部材「HS―beam」の運用を開始した。断面性能の低下を引き起こすフランジ部の接合用ボルト穴を部材の中央部で省き、既存の山留材500型の2倍以上の強度を持たせた。切梁を無くすことで広い施工空間の確保や山留計画全体の重量の大幅な削減が可能となり、橋台や橋脚の締切工における腹起しへの利用を想定している。