名古屋ステンレス流通協会がまとめた8月の店売りステンレス鋼板需給統計によると、過半の品種の在庫数量減を受けて、全体の在庫は前月比2・6%減の8568トンとなった。前月水準を下回るのは2カ月連続。向け先それぞれの実需が乏しく稼働日が少ない中で、各社が必要量見合いの仕入れを徹底し調整が進んだとみられる。 クロム系品種の最大手エンドユーザー、トヨ...