欧州鉄鋼協会(ユーロフェル)は11日、EUの鋼材見掛け消費について「2026年1~3月期まで大幅な回復は見込めない」とする見通しを発表した。需要回復が遅れる一方、輸入鋼材が今年1~3月期に占めた市場シェアは25%と高止まりしており、現行のセーフガード(緊急輸入制限=SG)に代わる強力な後継措置を改めて求めている。 25年の鋼材見掛け消費は1...