日本製鉄の北日本製鉄所室蘭地区(北海道室蘭市)で10日、高炉の付帯設備が破損し、炉内から溶融状態のスラグが漏れ出す事故が発生した。この影響で同製鉄所は高炉の操業を停止しており、11日午後3時時点で再開の見通しは立っていない。 流出は10日午後1時40分ごろに発生。28カ所ある炉内への送風口「羽口」のうち1カ所が破損し、ブローパイプと呼ばれる...