日本製鉄は、店売り向けクロム系ステンレス冷延薄板の9月契約販価を据え置きとする。クロム価格が上昇し、為替は若干円安に振れたが、独自のアロイリンク方式に基づくアロイ価格が横ばいとなった。8月契約分では、クロム価格の若干の上昇と若干の円安を反映してトン5千円の値上げを行った。7~9月積みのフェロクロム価格が上昇したことによる店売り価格への影響は...