日本製鉄は店売り向けニッケル系ステンレス厚中板の9月契約販価を据え置きとする。独自のアロイリンク方式に基づくアロイ価格が横ばいとなる。厚板工場はほぼ8割強の稼働が続いている。 国内市場では、一般プラント関連需要は人手不足に起因する工期長期化などの影響で盛り上がりを欠くが、造船関連は旺盛で、今後はLNGに加え、水素、アンモニアなどの新エネルギ...