日本製鉄は9日、建築構造用ステンレス鋼材「SUS304A」の厚板が首里城正殿(沖縄県那覇市)の復元工事に採用されたと発表した。首里城の顔ともいうべき中央部分の唐破風屋根の正面などに龍頭棟飾(りゅうとうむなかざり)を固定し、複雑な形状を内部で支えるための主要な下地鉄骨に採用された。首里城正殿は小高い丘の上に位置し、沖縄特有の海風による影響が懸...