日本製鉄は、海外事業においてインサイダー化を加速させているが、薄板分野においても既存の合弁事業の拡充・連携強化などを通じ、現地の鋼材需要を捕捉している。世界各地で通商措置が発動される中、インサイダーとして現地に根付いた生産・販売体制をとることで、業績面でもプラス効果を狙う。タイではNS―SUSがG/GJスチールとの連携を進めているほか、インド...