高炉3社による2025年度の設備投資額(連結、工事ベース)は合計で1兆5300億円と、前年度と比べ50・9%増える見通しだ。前年度を上回るのは4年連続で、合計額は少なくとも過去20年で最大となる。日本製鉄が巨費を投じ完成が近づく熱延ミル新設が全体を押し上げる見込みだ。JFEスチールも電磁鋼板ラインの増強などに経営資源を重点投入しており、積極...