京都大学の研究グループは19日、田中貴金属工業などと共同で、水を電気分解して水素を製造する水電解の鍵となる酸素発生反応(OER)において、酸化イリジウム触媒の高い活性の起源を解明したと発表した。複数の高度解析手法を組み合わせるマルチモーダル解析によりOERの活性点を特定し、酸化イリジウム中の単斜晶相の割合とOER活性が相関することを発見した...