フランスの鋼管専業大手バローレックの25年4~6月期(2Q)決算は、営業利益が前年同期比3%増の1億300万ユーロ(約178億円)だった。主力の北米市場では、鋼材に対する関税率引き上げを受けて製品価格が上昇したものの、原油掘削装置(リグ)の稼働数低迷で需要が減少。販売量が減ったことで関税のプラス効果が相殺された。 売上高は20%減の8億63...