日本製鉄は店売り向けニッケル系ステンレス厚中板の8月契約販価をトン5千円値上げする。独自のアロイリンク方式に基づくアロイ価格が5千円上昇する。厚板工場はほぼ8割強の稼働が続いている。 国内市場では、一般プラント需要は盛り上がりを欠くが、造船関連はピークを迎えている。今後はカーボンニュートラルに向けた水素、アンモニアなどの新エネルギー関連需要...