アルミ圧延品出荷がふるわない。今年上期(1~6月)の国内アルミ圧延品出荷量(板・押出合計)は83万トンとなり、4年連続で前年を下回った。不振に構造的な問題も加わり、コロナ禍だった2020年の85万トンにも届かなかった▼需要面では、自動車向けが米国の関税影響などで、自動車メーカー間の回復の足並みがそろっていない。さらに厚板も、半導体製造装置需...