――前年度から今年度第1四半期までを振り返って。 「昨年度の中国地区の普通鋼材受注量(日本鉄鋼連盟統計)は、400万トンを割り込む水準となった。個人消費に改善はあったが物価上昇により勢いは緩やかであった。また製造業や建設業における人手不足の影響が徐々に出現し生産活動を阻害、総じて停滞気味に推移した。この状況は今年度も変化しておらず、加えて足元...