鉛地金の再生原料となる廃鉛バッテリー(自動車用)の市中相場はキロ当たり80~90円どころ。価格指標の電気鉛建値の変動によってレンジ調整はあるが、4月からおおむね現行値圏となっている。市中の集荷競争はピークアウトしたとの見方が出ているものの、品薄感の強さが下値を支えている。 夏季の発生は低調だ。バッテリー交換時期として挙げられる冬季からいまひ...