日本チタン協会がまとめた4月のチタン展伸材の出荷量は、前年同月比24・1%増の1167トンだった。12カ月ぶりにプラスに転じた。最大用途となるプレート式熱交換器(PHE)向けの需要は伸び悩んだものの、電力や自動車向けが好調で、出荷量全体を押し上げた。 全体の約7割を占める輸出は27・0%増の790トン。電力向けが130トン(前年同月はゼロ)...