台湾・財政部は、中国から輸入される熱延コイルに対しアンチダンピング(反不当廉売=AD)調査の結果、被害を認定し「クロ」を仮決定したと公示した。暫定AD税率は20・15%で、宝山鋼鉄と宝鋼湛江鋼鉄、上海梅山鋼鉄の3社は16・9%とされた。同ADは中国鋼鉄(CSC)と中龍鋼鉄の提訴を受けて3月から調査が行われていたもの。合金鋼と非合金鋼の双方が...