銅スクラップの深刻な品薄が続く。銅スクラップの需要家である伸銅メーカーと原料問屋間で結ぶ7~9月期長期契約では、前四半期から数量条件の増加を求めたメーカーに対し、市中の集荷環境を背景に安定して品物を集めることが難しい問屋側から、据え置きないし減少で調整を申し入れる姿が見られた。また発生の先行き不透明感も強い。1~3月期と4~6月期も問屋側か...