矢野経済研究所は、2024年のリチウムイオン電池(LIB)主要4部材(正極材、負極材、電解液、セパレーター)の世界市場が、前年比26・8%減の616億ドルだった見込みだと発表した。出荷数量は前年を上回った見込みだが、リチウムなどの資源価格の下落や、車載用LIBの成長鈍化による供給過剰、価格競争の激化などから2年連続で前年を下回った。25年は...