日本製鉄は店売り向けニッケル系ステンレス厚中板の6月契約販価をトン1万円値下げする。国内では、一般プラント需要は建設コストの高騰や人手不足による影響で盛り上がりを欠き、半導体製造装置関連分野も回復が遅れている。一方、ケミカルタンカー関連需要は旺盛で、エネルギー分野ではカーボンニュートラル関連の新たな設備投資案件が動き出している。 海外市場で...