ロンドン金属取引所(LME)銅相場では、先行き不透明感がありながらも、3カ月先物価格が需給材料によって心理的節目となる1万ドルを目指す可能性がある。9700ドルを明確に上抜けるかが焦点となりそうだ。 市場の需給タイト感は強い。地震によってコンゴ銅鉱山に対する供給懸念が高まっている上、米国関税措置が銅に及ぶとの不安から駆け込み需要が生じており...