――前期の溶接事業部門の業績は。 「売上高はほぼ前期並みの939億円で、経常利益は3億円増の52億円だった。価格転嫁は進展したが、販売数量は減少した。昨年度の日本溶接材料工業会の生産量は18万3千トンで統計をとり始めた1970年以来、最低の生産量となった。当社にとっても厳しい状況だった」――需要分野別の販売量は。 「鉄骨は着工床面積から換算し...