三菱製鋼は26年3月期の連結営業利益で前期比8億円(12・7%)増の74億円を見込むが、このうち米国関税政策による減益影響は約15億円を見込んでいる。大きいのは北米ばね事業の直接的影響(約12億円)で、拠点間(カナダと米国)における材料の輸出入に関税が適用され、米国への輸出だけでなくカナダ側の報復関税も影響する。一部還付措置適用も想定してい...