普通鋼電炉メーカー12社の2025年3月期決算が9日までに出そろった。建築需要の伸び悩みなどを背景に全社が販売数量を落とし9社が減収。一方、販価および主原料の鉄スクラップは共に前年度比で下落傾向となったがスクラップの下落幅が大きくメタルスプレッドは改善。しかし、数量減をカバーし切れず、10社が経常減益となった。 建材需要は人手不足などを背景...