首都圏を主な市場とする東京地区の条鋼建材製品は、底入れ感に乏しい商状が続いている。鉄骨造(S造)、鉄筋コンクリート造(RC造)ともに着工動向は鈍く、ゼネコンや鉄骨ファブリケーターからの指し値は厳しいままだ。 異形棒鋼は安値をうかがう展開。4月下旬には2千円安と続落した。需要指標となるRC造の全国着工床面積を見ると、直近の2月と3月はそれぞれ...