製鉄プロセスの抜本的な二酸化炭素(CO2)排出削減を目指す官民共同の技術開発プロジェクトは、製鉄所内で生じる水素系ガスを用いる高炉水素還元製鉄法開発について、基盤技術の確立時期を当初計画より2年前倒しする。開発が順調に進んでいるためで、当初は2029年度までを予定していた事業期間を27年度までに短縮する。 同プロジェクトは政府のグリーンイノ...