3月の海外鉄鋼月間市況はアジアの熱延コイル市況がトン当たり500ドル近辺で停滞が続き、米国市場も続伸したものの頭打ち感が強まった。欧州ではアルセロール・ミッタル(AM)の値上げ表明やセーフガード(緊急輸入制限=SG)措置の運用見直しを反映し3カ月連続で上昇した。 中国鋼鉄工業協会(CISA)によると3月末時点の中国のホットコイル市況はトン当...