経済産業省は10日、4~6月期の鋼材需要見通しを発表した。需要量相当の粗鋼生産量は2020万トン。前期(見込み)比で約2%、前年同期比で約5%低い水準にとどまる見通しだ。前年同期比では6四半期連続のマイナス。鋼材需要の減速が鮮明になってきた。 同日、記者会見した経産省の鍋島学・金属課長は「米国の一連の関税措置の影響は織り込んでいない」とした...