鉄筋用小棒は需要低迷が長期化し、出荷量は過去例にない低水準となりつつある。普通鋼電炉工業会がまとめた2024年度の鉄筋用小棒の国内向け出荷量(速報値)は、24年4月から25年2月までの11カ月間の累計で前年同期比5・5%減となる567万1416トンにとどまった。例年3月は需要が2月よりも増加する傾向だが、24年度通期でも610万~620万トン...