クロムモリブデン鋼は荷動きが振るわない。SCM415種=23万3千円どころを現行値圏内で推移している。 販売数量減、コスト高騰によって扱い筋各社の採算が悪化する中、足元の売値を維持する向きが大勢を占めることから地合いは緩んでいない。引き続きメーカーの売り腰が強いこともあって価格の下げ余地は乏しいとみられ、目先も横すべりの展開となる見通し。 ...