中部鋼鈑は3月31日、今年1月下旬に発生した水蒸気爆発事故で休止していた製鋼工場が復旧し、30日に操業を再開したと発表した。今回の事故では、鉄スクラップ装入部付近から冷却水が漏れたことで炉内耐火物が腐食(風化)。耐火物内に侵入した溶鋼で電気炉の炉殻が溶損し、流出した溶鋼が電気炉地下ピット内に滞留した水と反応して水蒸気爆発が発生したのが原因と...